今日はどうする?

幼稚園のこどもはママのお弁当が大好き

我が子が通う幼稚園は基本的に給食が出るのだが、週に一度、水曜日だけお弁当を作る。

 

業者が水曜定休って訳でもあるまいし、変に一日だけ作らせずに全部給食にしてくれたらいいのにと怠け者の私は当初思っていた。

 

通わせるうちに分かってきた。みんなで同じものを食べる給食も楽しいし、「食育」や「躾」の面ではそのほうがやりやすいに決まっている。でも、子どもにとっては親が作ったお弁当が嬉しい。

 

ご飯が多すぎたり少なすぎたりする事もないし、大好きなママのハンバーグの横に入った、可愛い花形のピーマンなら食べられるかもしれない。お友達のお弁当と見比べるのも楽しい。幼稚園に入ったばかりの子どもたちの中にはまだ泣いてしまう子もいる。馴れるのに時間がかかる子もいる。いつも食べなれた味の可愛いお弁当が、そんな子に勇気を与えるかもしれない。

 

ちょっとカッコいい事を書いてみたが、私の作るお弁当は至って適当。例えば「のりおにぎり、唐揚げ、胡瓜の漬物、ウインナー、アンパンマンポテト」。だいたい唐揚げや漬物は昨晩の残り物だったりするし、ウインナーも「昨日の残りの野菜炒め」になる事もある。

 

さいわい我が子は、あまり好き嫌いがない。厳密に言うとあるのだが、「野菜が嫌い」「唐揚げしか食べない」とかいう困ったものはない。好物はキャベツの千切りだったりする。

 

ある日はゴーヤの炒めものを入れた。勿論前日のおかずである。我が子は何故かゴーヤが好きだ。毎回「ホントは嫌いなのでは」と思いながらゴーヤ炒めを出すのだが、毎回パクパク食べる。ゴーヤ炒めと蓮根のきんぴらが入ったお弁当はまるで年寄の晩御飯のようだ。一抹の不安を抱え蓋を閉めるが、夕方には弁当箱は空になって戻ってくる。

 

子供の弁当につきものの「キャラ弁」は、我が幼稚園では禁止である。賛否両論あるだろうが、怠け者の私にはありがたい限りである。キャラ弁の本をち買ってみたが、あれはどう頑張っても出来る気がしない。

 

でもなかには、キャラ弁とまではいかなくても可愛いお弁当を作るママがいて、我が子はそれを羨ましく思うらしい。アンパンマンポテトだけでは駄目なのだ。

 

「給食よりお弁当がいい」と言いながら幼稚園に行く我が子を見送ったあとで、もう一度キャラ弁の本をひらいてみたりする。頑張ってみようかな。子どもが喜んでくれるなら。